キャンパスライフ

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授業・演習風景・事例検討会【6月・7月】

【技術試験にむけて:1年生】
入学して、初めての基礎看護技術の試験がおこなわれました。合格を目指し、直接教員に指導してもらいながら手順の確認をおこない正確な技術が身につくよう練習しています。

また、同じグループのメンバーにも手順を確認してもらいながら授業中だけでなく始業前の朝の時間や放課後を利用し日々練習に励みました。努力の甲斐あって全員無事に合格しました。基礎看護技術の習得はくり返し練習することがとても大事です。これからも頑張っていきましょう。

【演習風景:1年生】
基礎看護技術Ⅰの授業では、車いすでの移乗・移送も学びます。教員が移乗方法をレクチャーされ、実際に各自練習をおこないます。また、分からないことが出てきたら教科書で随時確認をしながらおこないます。杖をつきながら階段を降りる際の援助も練習します。

基礎看護技術Ⅱの授業では、排痰ケアをおこないました。安全で正確な吸引方法を、模型を用いて習得します。模型の片側が透明になっており、どこまでチューブが入っているか、しっかりと痰が吸引出来ているかどうかも確認しながらおこないます。

次に、血圧測定や酸素療法を学びました。入学して早3カ月ですが、できることが少しずつ増えてきました。まだまだ覚えることがたくさんありますが、1つ1つ頑張っていきましょう!

【学校祭企画プレゼンテーション:2年生】
本校の学校祭は人間関係論演習の授業の一環です。2年生が主体となって学校祭をおこないます。これは、代表者が学校祭の企画案を教員に確認してもらっています。今年の学校祭もとても楽しみです!12月9日(土)に予定しています。楽しい催しをたくさん考えております。みなさんおこし下さい。

【シミュレーション演習:2年生】
今回は、糖尿病患者に対する食事療法の指導場面を想定して、グループで考えた指導内容を、指名された学生が患者役である教員に対して、実施しています。緊張しながらも、一生懸命に取り組んでいる様子が伝わってきます。
その他の学生は、教員と学生のやり取りを見学しながら患者の言動や気になる点などメモを取ります。

シミュレーション演習ではデブリーフィングをおこない、全体共有します。患者さんとのコミュニケーションで気づいた点や、良かった点を挙げることはもちろん改善点なども挙げていきます。実施した本人だけでなく、見学していた学生も自分一人では気づけなかったことが、他の学生の発言によって気付くことが出来るためとても大切な時間です。

【実習前準備:3年生】
基本的には毎日実習施設に出向き臨地実習で学んでいますが、各実習の合間などの学校登校日には実習準備をおこないます。学生同士で血糖測定を練習したり、経管栄養の準備から患者さんの体に注入のチューブをつなげる練習をします。学内の練習では、安全で正確な看護援助が出来るように、模型を使用し、再度確認したい技術を中心に練習をしています。

【2・3年生合同技術演習】
2年生が基礎看護学実習に行く前に毎年おこなわれています。3年生が患者役となり後輩へアドバイスします。2年生は先輩に実施するだけでも、とても緊張しています。こちらは、血圧測定をおこなっています。

こちらは、点滴中の患者さんのベッドから車いす、車いすからベッドへの車いす移乗の演習場面です。安全性が求められる技術のひとつです。

【事例検討会:3年生】
昨年までは、新型コロナウイルス感染症対策により教室を分散し、リモートの開催でしたが、3年振りに全学年講堂に集まり開催することができました。
話し合いのテーマは 「科学的根拠に基づく看護」とは です。

事例検討会は3学年混合のグループで、学年を超えてお互いにともに学び合う協同学習でおこないます。これはチーム医療には欠かせない「コミュニケーション能力」のうち、「考える力」「聴く力」「伝える力」を学びながら育みます。

グループ内で対象の理解をおこなった後は、全体共有・質疑応答をおこないます。
討論に向けて発表準備が整っているグループからグループ番号の書かれた札をあげていき、話し合ったことを発表します。1年生も、2年生も、3年生も自分たちの学習した内容をふまえ活発に意見交換できていました。

まとめも終わり、事例検討会の最後には学校長、副校長、教務長より講評をいただきました。
称賛の言葉もありましたが、改善が必要な課題も見えてきました。次は12月に「看護を語る会」がおこなわれます。これからも全学年協同の精神で頑張っていきましょう!