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演習風景・事例検討会 【7月】

7月は終講試験や、技術演習などがおこなわれ3学年毎日忙しく充実しています。また、学校行事である事例検討会もおこなわれました。1年生は、入学して約3か月が経ち基礎看護技術演習で酸素療法を学びました。

酸素マスク、鼻カニューレのつけ方も人形を使用し一から学びます。人形ではありますが、実際の患者様に触れる前の練習になるため丁寧に声をかけ実施します。

医療用酸素ボンベの使い方も教科書を確認しながら実際に手を触れて学びます。一つ一つ着実に出来ることが増える姿を見ているととても嬉しいです。

続いて2年生は、7月末より介護老人保健施設での実習があります。その実習準備の一環で2・3年生合同演習をおこないました。グループ活動ですので、校舎全体を使い分散しての技術演習となります。

合同演習では、3年生が患者役になり、2年生は看護師としてバイタルサインの測定、車いす移乗・移送、トイレ介入、配膳・食事準備、口腔ケア、清拭・寝衣交換を実際におこないました。3年生は「こういうやり方をした方が患者さんにとって良いよ」など自分の実習での経験をもとに具体的にアドバイスをしてくれていました。

本校ではこのように学年の枠を超えた合同授業がおこなわれています。2年生にとって先輩からのアドバイスはとても貴重ですね。また、後輩に指導する3年生も頼もしいです。学年は違いますが、今後も看護の学びを深め頑張っていきましょう!

今回の事例検討会のテーマは「根拠に基づいた看護」、全体目標は「協同学習を通して、様々な視点から対象を理解し、看護を深めることができる」です。それをもとに各学年の目標に向けて取り組みます。このような掲示物は全て3年生が準備してくれています。

事例検討会は、3学年合同でおこないます。学年を超えた混合グループを複数作り「お互いの学びが自己の学びにつながる」ことを意識して発言していきます。この事例検討会でも感染予防のため会場を分散しておこない、各会場に司会者を置きリモートで繋いで全ての会場で同じ事例について話し合いをすすめました。

視聴覚室に本部を置き総合司会者の学生が事例発表者となり事例発表を進めていきます。

また、3年生がファシリテータをおこない話し合いを円滑に進めるため自分の考えを伝え、1・2年生に積極的に意見を聞きだします。難しい役割だったとは思いますが、どのグループも看護について話を進められていたと思います。

最後に副校長先生、校長先生に講評をいただき閉会となりました。お褒めの言葉もいただきましたが、反省点もあったと思います。ここでの皆で学びあい話し合ったことは次の実習や学習で必ず活かされます。これからも協同の精神で頑張っていきましょう!