学生が教務長へ直撃インタビュー

学生×教務長 直撃インタビュー

先生、うちの看護専門学校をどのような学校にしていきたいですか?
「看護師の道を選んだ人たちが、専門教育を受け、看護師として働き続け、生涯成長し続けられるような基礎をつくる学校にしたいです~(笑)」
基礎?」
「そうそう、ずっと看護師さんとして働いて、活躍できるような人になってもらうための土台づくりですかね。」
「そのためには何が必要なんですか?」
「医療の高度化や専門家は、病院や在宅を問わず能力の高い看護師を求めていますよね。だから、看護の知識や技術が習得できるように学習環境を整えていくのは私たち教員の仕事なんです。でも、知識や技術のほかに、今、医療現場で看護師が求められているものは、診察や治療などに関連する業務や患者さんの療養生活の支援に至るまで幅広い業務を担い、『チーム医療のキーパーソン』としての役割だと思っています。」
「でた!チーム医療!最近よく聞きますね~。
連携とか協働とか・・・」
「本当によく聞くよね。質が高く、安心・安全な医療を求める患者さんや家族のかたの声が高まる一方で、医療の高度化・複雑化に伴う業務の増え、医療現場の疲弊が指摘されています。そんな中で『チーム医療』は、医療の根本的な在り方といえるからね。」
「だから、コミュニケーション能力とか、必要なんですね。」
チームワークとか、人間関係構築とか…耳にたこができるくらいこの3年間で言われ続けてきた意味がわかる~(笑)」
「(笑)」

「入学して間もない時に『仲間づくり宿泊研修』に行きましたよね。そこから始まってたんだ~」
「で、人間関係の基礎をつくるためのマナー、日本語表現、コミュニケーション論、レクリエーション理論、人間関係論演習・・・いろんな科目を習って基礎づくりをしてるんですね。」
「今思えば、どれもこれもチームの人間関係を築いていくために必要な知識や体験学習だったんですね。」
授業だけじゃないよ。文化祭や体育祭、戴帽式祝賀会、卒業生を送る会、いろんな行事の運営も学生主体で頑張ってもらっているでしょ。きっと将来役に立つと思うよ。くわえて、1年間の臨地実習があるわけだから、相当、強靭な基礎になるはず!!」
「先生は、チーム医療のキーパーソンになる看護師に必要な人間関係構築の基礎づくりをする学校にしていきたいんですね!」
「上手にまとめたね~(笑)その通り!

研修風景

  

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